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家族が和むシンプルで
美しい住まい

シンプルで実用性、利便性があり、素材や空間共に質感高い設計から、楽で楽しく気持ちの和む場所をつくりこみ日々の豊かさを感じられる建築をコンセプトにしています。日本の気候風土に適した暮らし方を原点に、四季を愉しむ屋外との一体感、採光や通風の快適性、動線の楽な回遊性、暮らしを美しくする収納計画、経年変化の豊かさを感じる自然の素材、そして暮らし方や嗜好の変化も許容するシンプルかつ普遍性を有するおおらかな空間をご提案したいと考えています。

日本の気候風土にあった住まい

自然と共生する日本人独特の暮らし方を旨としています。自然な採光、通風に配慮し気候の気持ち良い季節には電化製品に頼らず自然の心地良さを体感できる住宅を考えます。また四季折々の設えの愉しめるスペースや、気に入ったものに囲まれて暮らす愉しさのための余白も大事にしています。

開放感とプライバシーの両立

空間の広がりを生む窓外の風景は豊かな緑や無限大の空であってほしいです。手のかからない雑木の庭などが日常的に目に入ることは、広がり感を生むだけでなく季節感をも育みます。またできる限りカーテンを閉めずに一日(できれば夜まで)屋外を感じながら、楽で開放的な暮らしができるようプライバシーの確保を心がけています。周囲の環境を読み、閉塞感を感じないところでの最大限の開放感を得たいと考えています。

回遊性

共働きのご家族も多く(私自身も夫婦共働きで家事の楽さは大事です!)ストレスの少ない家事動線は重要です。また埃溜まりのできにくいこと、掃除しやすいこと=風通しや人通りも良いものと考え、結果室内間仕切りは引戸を主に用い、通りの良いまた気配感の伝わりやすいプランニングを心がけています。

空間の変化

小さかった子供もいずれ成長します。見通しが良すぎるリビングも段々落ち着かなくなり個室に・・・とならないよう近い将来の家族の寛ぎ方も想像したいと思います。また様々な居心地感の場所があるということは、暮らしの巾を広げるだけでなく住宅の懐深さをも感じさせます。例えば日本人はリビングでのソファ、ダイニングでの椅子座、和室(畳)での床座、と様々な寛ぎ方を有しています。その場所毎で行われる生活行為、過ごす時間に相応じた各々の空間があってしかるべきと思います。光の明暗、見えない仕切りにもなる段差、素材の変化、空間の大きさ、視線の先の風景、連続する他空間、動線との関係・・・etc様々な視点から居心地感をつくり込んでいきます。

シンプルであること、
自然の素材

建築には堅実な材料を選択しています。これら本物の素材はシンプルで質実、長きにわたる耐久性と経年変化の美しさを有しています。流行は追わず消耗品は極力排除しつつ、飽きのこないシンプルなデザインと、多様な日本の自然素材をご家族の暮らし方や価値観、好み等ご相談しながらご提案しています。