建築設計のことなら 松本直子建築設計事務所

茨城県土浦市で古民家の改修工事が竣工しました。

母屋や蔵のある広い敷地内の離れであった小ぶりなスペース。

玄関土間を増築(これまでは窓から出入りしておられた)、

サッシ窓の総入替え、

屋根、壁、床の断熱(セルロースファイバー)、

壁の補強、

畳は杉の30㎜の厚板に変えて全面フラットに、

そして新たにキッチンや洗面、シャワールーム等の設備を新設。

スペース内で日常的に暮らせるように改修しました。

週末など東京から来られて

ご高齢でおられるお母様の介護や

畑づくりなどの拠点にされるとのことです。

 

施工をお願いしたのは菊田建築さん。

https://www.just-kikuken.com/index.html

 

blogにUPして頂いているようなのでこちらも是非。

https://ameblo.jp/just-kikuken/entry-12792932522.html

https://ameblo.jp/just-kikuken/entry-12799757040.html

 

写真は菊田社長から頂きました！

↓外観です。既存の漆喰壁を踏襲。

↓書院+床の間の座敷でしたが、床はバリアフリーに、

床の間はなくさせて頂きキッチンを新設しました。

書院や天井は既存のまま残しています。

↓古民家は天井が美しいですよね。。。

最初に伺った時からいつも天井を見上げて惚れ惚れしていました(笑)。

縁側の窓は建主様の意向で掃き出し窓→腰窓に変更しました。

できてみると結構落ち着くし、

壁際の窓下にずーっと続く手摺も付いて、

こちらにもお母様をお連れできそうです。

↓キッチンはまだピカピカです・・・。

この天井板の上と、床の杉板の下にはセルロースファイバー。

断熱の効果についていずれ建主様に伺いたいです。

↓手前は増築した玄関土間、仕切りの障子は既存の建具再利用です。

 

◆WORKSの事例を3邸ほど新たにUPできました。

是非ご覧頂ければと思います！